2026年8月24日〜30日の週報。新規5路線、毎晩リセットされるコンテスト、そして誰も打たないキーを受け付けなくなったローマ字エンジンについて。
毎日ちがうルートを
デイリーコンテストを27日に公開しました。全員が同じ1本のルートを走り、UTCの0時に翌日のものへ入れ替わります。
単一路線ではありません。ルート検索が同じ都市の駅を2つ選び、その間を結ぶのに必要な路線をまたいで経路を組むので、コンテストのランでは1〜2回乗り換え、12〜24駅の名前を続けて打つことになります。都市は東京・大阪・京都・札幌を巡回し、入力モードはローマ字とかなが交互。上位3名にPro——7日・5日・3日——が贈られ、精算は翌朝0時10分、前日の表彰台は一日中ページに残ります。
漢字の日は意図的にありません。漢字モードは実際のIMEを必要とするので、賞品は同じまま参加者だけが静かに減ってしまいます。ロンドンを外しているのも近い理由で、ラテン文字の路線を混ぜると、日によって求められる技能そのものが変わってしまうからです。
明文化しておく判断が3つあります。いずれも、壊れているときにしか気づかれない類のものです。
23時58分に始めたランも有効です。 提出はランを始めた日で判定され、終わった瞬間の時計では判定しません。走っている途中で日付をまたいだからと弾くのは、暦のせいでプレイヤーを罰することになります。賞品が実際に配られるまで受付は開いたまま——精算が0時ちょうどではなく0時10分なのはそのためです。
遊ぶ前に伝えます。 コンテストにはアカウントが必要ですが、その拒否は提出時ではなく、ランを始める時点で行われます。
コンテストのランは他の何にも触れません。 自己ベストにならず、スタンプも付かず、個別路線のランキングにも載りません。生成されたルートには路線レジストリに存在しない路線IDが意図的に付いているので、漏れ込む先のランキングがそもそも存在しません。
ルートの長さは全都市共通ではなく、都市ごとに決めています。京都と札幌は乗り換えを1回以上必須にすると20区間で頭打ち——両都市の全駅ペアを実際に計算して測りました——なので、東京の上限側はそもそも存在しません。京都に東京と同じ下限を課すと市内で条件を満たすルートが42本しか残らず、1年以内に使い回しが始まってしまいます。
トップページにもコンテストの入口が付き、その日のルートと現在の首位が出ます。
新規5路線
京王井の頭線——17駅、渋谷〜吉祥寺、12.7 km——が25日に開通しました。この路線の面白さは、小さな京王線ではないという点にあります。1933年に小田急系の帝都電鉄として開業し、戦時中の大東急と1948年の分割を経て京王のものになりました。軌間は今も1067 mmの狭軌で、1372 mmの馬車軌間を採る京王側の路線群の中で唯一です。2つのネットワークが共有しているのは事業者と明大前だけ——線路はつながっておらず、どちらの端でも地下鉄への直通がありません。
京成本線——42駅、京成上野〜成田空港、69.3 km——は26日に追加。本作で初めて東京を出たきり戻らない路線です。12駅走って江戸川を渡り、そこから千葉に30駅。京成は東京の「京」と成田の「成」で、会社は1909年に成田山新勝寺への参詣客を運ぶために免許を得ました。1世紀後、その終点が国際空港になり、仕事の中身は変わりませんでした。
打鍵に直接効いてくる事情が2つあります。1931年の改称で11駅にいっぺんに「京成」が冠されました。国鉄側の同名駅と区別するためです。そして終端の2駅は、ローマ字ではなく英語で案内されています。空港第2ビルの表示は "Narita Airport Terminal 2·3"。だから路線もそう表示し、読みはかなの側が保持しています。
京都発のJR西日本3路線が28日に続きました。奈良線(奈良まで21駅)、嵯峨野線(西へ園部まで16駅、嵐山への足)、琵琶湖線(23駅、75.4 km、琵琶湖の東岸を下り、京都でJR京都線と端どうしでつながります)。
いずれも、鉄道が終わる場所ではなく名前が終わる場所で止めています。嵯峨野線は1988年からJR西日本が山陰本線の一区間に使っている愛称で、紫のEは城崎温泉まで続きますが、駅番号が振られたのはこの16駅だけです。読みは漢字から起こすのではなくJR西日本の駅ページで確認しました。木幡がここでは「こはた」——281 m先にある京阪の木幡の「こわた」ではない——なのはそのためです。
誰も打たないキーを、ローマ字エンジンが受け付けなくなりました
Google・MS-IMEはca/ci/cu/ce/co、qu、yi、wuもか・し・く・せ・こ・い・うに割り当てていて、エンジンもそれに倣っていました。日本語を打つのにそれらへ手が伸びる人はいないので、実際には打ち間違いを静かに「正解」に変える働きしかしていませんでした。cはcuの有効な接頭辞なので、とうちゃくの「く」で滑ったcが受理され、正確率も減らず、ヒント表示のほうがそれに合わせて書き換わる——看板には touchacushimasu と出ていました。どの方式でも到着しますのローマ字ではありません。ゲームが読みを間違えていると受け取ったなら、それは妥当な読み方です。
wuは別のところにも漏れていました。新浦安がこの間ずっと shinnurayasu ではなく shinwurayasu と表示されていました。収録中で唯一の「ん+う」で、打ち間違えなくても目に入る場所です。
訓令式は残します。si/tu/sya/tya/hu/ziは実在の方式で使っている人がいて、設定画面の表示スタイルにもなっています。全駅のローマ字表示を突き合わせた結果、変わったのは新浦安のみ、しかも文字数は同じなので、リセットされたランキングはありません。
Pro:日数の台帳と、見える印
無償のProは、これまで出どころごとに1回きりのフラグでした。同じ種類の付与を2回目に行っても静かに捨てられていました。今は追記だけの台帳になり、日数が積み上がります。7日+30日は37日です——以前は30日でした。切れてしまった残高は、留守にしていた月数を差し引かれるのではなく、新しい付与の日から再スタートします。
いま実際に効いているのは2つ。新規アカウントには自動でPro 7日間、そして既存のアカウントすべてに1か月をお贈りしました。お支払いのページには履歴が全部出るようになっています——何が、いつ、どこから付与されたか。あとから取り消された行も含めて出るので、減った残高がその理由を自分で説明できます。
Proは見えるようにもなりました。以前はアカウント内のタブにあるピル1か所だけでした。今はランキングにPROバッジが付き、ヘッダーの自分のアイコンにも付きます。贈られた会員も、購入した会員と同じ扱いです。
決済は先週と同じ理由で閉じたままです。料金ページが公開されているのは、決済事業者が有効化の前に稼働中のサイトを審査するためです。
すべてのランキングに顔写真を
ログイン中のプレイヤーにはずっとプロフィール写真がありました。ヘッダーにも対戦ルームにも出ていたのに、プレイヤーが実際に互いを見る唯一の場所であるランキングには出ていませんでした。今は出ます。すべての公開ランキング、最近のランの帯、デイリーコンテストにも。
プライバシー設定も一緒に動きました。「ランキングに名前を表示する」をオフにすると、写真も隠れます——導出された Rider XXXX の隣に顔写真があれば結局は特定でき、別名が形だけのものになってしまいます。設定の説明文とプライバシーポリシーの記述を、そう言うように改めました。
ヘッダーの項目が3つ減りました
ナビゲーションは機能が増えるたびにリンクが増え、一度も整理されていませんでした。英語で1120 pxの枠に対しておよそ741 px必要——20 pxほど足りていません。その溢れをタブレット幅のブレークポイントが黙って吸収し、ナビを2段目に落としていました。
ネットワークを見る導線は1つのメニューにまとまりました。路線図、路線ガイド、ルート検索です。練習ツールはもう1つ。デイリーコンテストと対戦は直接リンクのまま残しました。3日前に公開したばかりの機能を埋めてしまっては、公開した意味がなくなります。変更後の実測は英語341 px、日本語396 px、940 pxまで1段に収まります。
2つ目のドロップダウンを足したことで、古い不具合が2つ表に出ました。メニューが同時に2つ開けてしまうこと、そして外側クリックでもEscキーでも閉じられなかったこと。それまでは1つしかなかったので、自分の中のリンクを踏むまで開きっぱなしでした。
そのほか
- トップページの**「すべての路線を見る」**の行き先を路線図に変えました。ボタンが約束しているのは全路線で、それを実際に見せるページは路線図のほうです。
- 井の頭線の車体色が誤っていました。 また京成の車両画像は登録されないまま同梱されていたため、画像が使われずプレースホルダーのバッジが描かれていました。どちらも修正済みです。
- 駅名読み上げの生成が自分でペースを守るようになりました。 Geminiの無料枠は毎分10リクエストで、上限に当たると17〜25秒待てと返します。従来の再試行は2秒で諦めては再送し、待つべき時間より短いまま4回の試行を使い切っていました。今は共有のスロット制にしたので、やることが何もない回は一瞬で終わります。
来週
JR西日本の3路線で京都の在来線側が開きました。まだ続きがあります。デイリーコンテストは最初の表彰台の精算を終えたところで、この数日が精算時計の最初の本番です。
また日曜日に。



